冬物よりも鮮やかな色合いが、選んでほしいと言わんばかりにあちらこちらにふんわり陳列されています。
この日を待ちに待ったご利用者様。目につく衣類を手に取り、ちょっと派手かしらと笑みを浮かばせながら姿見に映る自分と相談。
ご家族と来られたご利用者様は、迷いに迷い、選んでもらった羽織物を嬉しそうに抱えながらお持ち帰りになりました。
ご自分で選べない認知症のご利用者様には職員が個性を引き出せるよう、笑顔にぴったりの真っ赤な花柄シャツをお買い上げ。八月生まれ色白美人にはぴったり。
自分に合った洋服選び。それは、若き日の自分にタイムスリップ。
色彩、デザイン、あらゆる視点から探しだす買い物は、脳の活性化に繋ります。
次回の秋冬物も楽しみです。