幻覚や妄想に支配され、現実と非現実の区別がつかない状態になってしまいます。統合失調症の症状は人によって様々です。現在は薬も進歩して症状をかなり軽減できるようになっています。
統合失調症は特殊な病気ではなく、およそ100人に1人がこの病気にかかると言われています。
症状
陽性症状
- 妄想
(例:「盗聴器を仕掛けられている」「見張られている」など)
- 幻覚
(幻聴、幻視など)
- まとまりのない言動
- 支離滅裂な会話
- 奇異な行動
- 落ち着きのなさ
- 興奮
陰性症状
- 感情の平板化
- 貧困な思考
- 意欲の欠如
- 周囲のことに対しての関心の低下
治療方法
基本は薬物療法です。
薬物療法に加えて、病状の回復や程度に応じた精神療法やリハビリテーションが行われます。